1本の髪の寿命を表すヘアサイクル

重なっていったケラチンタンパク質の細胞はやがて核を失い、ケラチンを主成分としたタンパク質だけになります。

このケラチン、とても固いことで知られており、サイのツノや鳥類のクチバシなどもケラチンで作られています。

もちろん人間のケラチンとはアミノ酸構成が違っていますが、固いタンパク質という意味では同じ。

ケラチンは角の物質という意味で、これを和訳した言葉が角質。

ただし細胞の骨格として機能しているケラチンもあり、角質化したすべてがケラチンでないことは覚えておいてください。

本当に複雑ですね。

スポンサーリンク

押し出されたケラチン、つまり毛髪にはサイクルがあり、一般的に男性が3~5年、女性で4~6年といわれています。

毛母細胞が分裂を続けて髪を作っている最中が初期成長期、毛幹部までしっかり形成されている状態が成長期。

やがて毛母細胞が分裂を止めると退行期に入り、完全に毛母細胞が休止状態になると休止期。

この時期に髪の毛が抜けますが、毛母細胞が再び活発化すると初期成長期に入ります。

これがヘアサイクルですね。抜け毛を心配する人がいますが、通常、1日に50~60本ほどは休止期に入っている毛根から自然に脱毛するといわれています。

あまり過敏にならない方がいいですね。

関連記事(一部広告含む):