いにしえの日本人が教えてくれるヘアケア術

ヘアケアに関しては日本の古人から学ぶべきことがいろいろとあります。

平安時代の大垂髪(おしべらし)に始まり、江戸時代に入ると基本の島田髷(しまだまげ)は高島田や潰し島田、島田くずしなどいろいろな形に発展しています。

黒々とした艶のある美しい髪が今に伝えられていますが、当然、現在のように化学合成のコンディショナーやトリートメントなんてありませんでした。

では何を使ってヘアケアをしていたのでしょう?

ご存じ、椿油と柘植の櫛ですね。

椿油は続日本紀に記述されていますし、柘植の櫛は万葉集で詠われています。

日本女性の黒髪は古来、このふたつのヘアケアによって守られてきました。

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今でもお相撲さんが大銀杏を結う時は椿油を主成分とした鬢付け油と柘植の櫛を使って床山さんが丹念に束ねます。

椿油の主成分は植物性のオレイン酸。

皮脂成分に似ていて酸化しにくいことが利点ですね。

柘植の櫛は固く折れにくいので髪梳きが良いことに加え、髪についている余分な椿油を染み込ませ、髪の油分を調整すると共にさらに髪梳きを良くします。

たっぷりと椿油を含んだ柘植の櫛は鼈甲色になり、髪に椿油を馴染ませなくても櫛の油だけで黒髪に艶を出せるほどになります。

柘植の櫛は高価ですが手入れさえよければ一生使えるどころか、次世代まで伝えられます。

艶のある美しいバージンヘア用に試す価値は十分あるでしょう。

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