フライドチキンの原点

主にアメリカ南部の奴隷制度から生まれたソウルフードは奴隷制度廃止後も発展を続け、やがてアメリカ南部の黒人伝統料理としての地位を獲得しました。

ソウルフードの精神を活かし、調理方法を洗練したソウルフード専門の店はアメリカ南部を中心に多く点在しています。

このソウルフード、日本人にも馴染み深い料理があります。

それはフライドチキン。

鶏肉の場合、脂肪分の少ない胸肉やササミをホワイトミート、手羽先やモモ肉など脂肪分の多い部分をダークミートと呼びます。

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当時、アメリカ南部では鶏肉のダークミートが好まれていなかったため、奴隷用の食材に卸されていました。

これに粗挽きしたトウモロコシの粉、小麦粉などをまぶしてラードやヘットといった動物性油で挙げたのがフライドチキンの始まりです。

それからスペアリブ。

牛や豚の肋骨の部分ですね。

これは魚も同じですが、食材とされる動物の骨の回りの肉は脂肪も適度に含まれていて栄養価が高いのですが、食べにくいという理由で敬遠されていました。

しかし、今では豚や牛のスペアリブを各種ソースや香味野菜に浸けておき、それからオーブンでじっくり焼く料理は一般的になっています。

意外とポピュラーな料理のなかにも、ソウルフードは息づいているのです。

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