大阪ソウルフードは大阪人の矜持

大阪以外の地区では、関西風お好み焼き、と言うことがありますが、これは間違いです。

正確には大阪風お好み焼き、と呼ばなければいけません。

関西、と一括りにできるのは地域として固まっていることだけで、風土的にはまったく違い、京都人と大阪人は互いを一括りにされることを嫌い、神戸人はその諍いを冷ややかな目で見ています。

関東でも横浜の人間が神奈川県人と呼ばれることに抵抗を覚えるという例とよく似ています。

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これは食生活にも通じる部分で、大阪人は大阪のたこ焼きとお好み焼き、それ以外の地域のそれらの食べ物、と明確なラインを引いています。

これは他地域のたこ焼きとお好み焼きを認めないのではなく、大阪ではない場所のたこ焼きとお好み焼きという名称の食べ物、という認識を持っているのです。

大阪人は大阪以外で滅多にたこ焼きとお好み焼きを食べません。

たとえ、大阪で作るたこ焼きとお好み焼きの材料を東京に持ってきて、同じ手法で作ったとしても、それは東京のふたつの料理であり、大阪のそれらの料理とは違う、と断言します。

大阪は粉物文化と呼ばれることがありますが、これも正確ではありません。

東京のうどんを嫌っても、関西風うどんには執着がありません。

執着するのはあくまでもたこ焼きとお好み焼き。

大阪人から見れば他の地域のこの2つの料理は、時折、外国人が外国で作る寿司を日本人が見るようなものなのでしょう。

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