たこ焼き器は一家に一台

なぜ大阪ではお好み焼きとたこ焼きがソウルフードになるまで広まったのでしょうか?

大阪人は勤勉なので食事を取る時間も惜しんで働いていたため、たこ焼きやお好み焼きのようにファストフード的な食事なら簡単に済ませられ、食事の時間を短縮することができたから、という説があります。

しかし江戸時代には天下の台所、今では食いだおれと言われるほど食べることに道楽を求める人が集まる大阪に、食事の時間を短縮するようなファストフードが根付くとも思えませんね。

信ぴょう性はともかく思わず納得してしまいそうな話が、家庭用たこ焼き器が安い価格で売り出されたことにより、家庭内でたこ焼き作りが流行り、鉄板部分を変えるだけでお好み焼きも家庭で焼けるようになった、という説。

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このたこ焼き器、山岡金属工業、通称、ヤマキンの製造で、ガス式による本格的な機能を持っています。

店舗式と同等の火力を持っていることで知られ、家庭内でも具材の合わせ方や焼き方によって店舗を凌ぐたこ焼きが作れるようになったのです。

家で作るたこ焼きが美味しければ、わざわざ店舗まで出かける必要はありませんが、家庭内より美味しい店があれば当然、出かけます。

かくして大阪では、家と店舗の両方で切磋琢磨したことから、たこ焼きとお好み焼きがソウルフードとして発展したのだ、と言われてしまえば、そうなんですか、と答えてしまいそうです。

実際、大阪の一般的な家庭では、このヤマキンのたこ焼き器が必ず1台あるとか。

この説、あながち嘘とも言い切れないような。

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