製麺所で食べる讃岐のソウルフード

今では全国に広まった讃岐うどんのセルフ形式店舗ですが、この形態、元祖は製麺所にあります。

大量に消費する一般店舗や公共施設の食堂では自家製のうどんではなく製麺所から購入しますが、その製麺所の傍らに簡易食堂を設けたことが始まり。

製品を流通させるために街道沿いなど交通の便がいいところに点在しており、人が集まる繁華街には一切ありません。

製麺所という看板こそあっても、そこで食べられると知っているのは一部の人だけなので、観光客が訪れることもありません(今ではネットによってすべて掘り起こされてしまいましたが)。

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目印があるとしたら、広い駐車場に止まってある運送トラックの数だけです。

食堂の扉を開けるとなかに調理場があり、うどん玉の数とトッピングを決めて所定の金額を払い、後は自分でうどんを茹で、勝手にトッピングして食べるだけ。

しかし、これが最高にうまい。

製麺所のできたてうどんを食べるのだから、うまい、というのは当たり前の話ですね。

うどん2玉に好みのコロッケや天麩羅を乗せ、イリコだしの汁をかければ炭水化物にタンパク質、カルシウムまで摂取でき、しかも価格は一般店舗の半額程度。

なぜトラックの運転手が製麺所のセルフ形式に集まるのか、きっと分かるでしょう。

この製麺所で食べる讃岐うどんこそ、ソウルフードの名に相応しい郷土料理です。

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