スウェーデンの過激なソウルフード

ソウルフード熟れ鮨の代表格、鮒寿司は強烈な臭気と言われていますが、臭気測定計では納豆とたいして変わらず、焼きたてのくさやの半分以下の臭気でしかありません。

世界の発酵食品には鮒寿司なんて幕下以下の横綱クラスがたくさんあります。

世界中が認める横綱といえばスウェーデンのシュールストレミングです。

春先、産卵期のニシンを樽の中に塩と一緒に漬け込み、1~2ヶ月後、まだ発酵状態のまま缶詰にして缶の中で発酵を続けさせます。

この缶詰を食べられるのは8月の第3木曜日からで、発酵が進んでいる缶は表面が発酵ガスで膨らんだ状態になっています。

スポンサーリンク

ちなみにスウェーデン人もシュールストレミングの臭気は苦手のようで、缶を開けた時の臭気が周囲に迷惑を及ぼすため、屋外で開けることを推奨しているとか。

この臭気に含まれているのは刺激臭のプロピオン酸、硫化水素、酢酸などで、発酵を促進する細菌が臭いの元。

飛行機に持ち込むと機内の気圧低下によってシュールストレミングの缶が破裂、臭気が機内に充満することと、飛び散った汁が機内の機材や荷物に着く恐れがあることからほとんどの航空会社が機内持ち込みを禁止しています。

ちなみにこの商品を輸入している日本の川口貿易では、この商品の注意書きを細かく記載しており、そのなかで目立ったのがこれ。

「シュールストレミングは缶の中で発酵しております。常温での保存はできません。発酵が進み、缶が爆発する事もあり、大変危険です。必ず冷蔵庫にて保存してください」

スウェーデンのソウルフード、かなり過激で食べるのも楽しそうです。

関連記事(一部広告含む):