日本人は腸が長いってホントの話?

日本人は米や野菜を主食にしていたから、肉食が中心だった欧米人に比べて腸が長い、という話を聞いたことがありませんか?

食物繊維は腸内に長く留まっているため腸が長くないと消化できず、それに比べて肉は消化しやすく、しかも長時間腸内にあると発酵してしまうため、肉食が中心の人種は腸が短い、と。

したがって日本人が肉食中心の生活になると腸内にガスが溜まりやすく病気になりがちになる、などという説が巷に出回っています。

とある製薬会社のHPでは、

「日本人は7m、欧米人は4m。何の長さかお分かりですか?実はこれ、腸の長さ。日本人の腸の長さは穀類中心の食生活の長さに、欧米人の腸は肉類中心の食生活に適した長さになっているんです」

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とある健康食品のHPでは、

「日本人は昔から消化しにくい穀物を主食としてきたため、腸の長さが欧米人に比べ、平均で1.3倍ほど長いといわれています」

土壌微生物生物学の研究をしている人のブログでは、

「便秘に悩む人の大半は、実は『欧米食』と『日本人の腸の長さ』が原因です。日本人の腸は欧米人より50cmほど長いことが知られています」

もう、皆さん言っていることがバラバラですね。

どの研究機関から出ている資料を元にしているのかは一切、書かれていません。

本当に、日本人の腸は欧米人よりも長いんでしょうか?

ちなみに最後の土壌微生物生物学の人、

「大腸の長さは人によって様々です。短い人と長い人の差は約1mも違うと言われています」

と書いています。

個体差で1mあるならば人種間の50cmってまったく意味ないですよね。

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