第二次大戦後から今も続く食事情の混乱

繰り返しますが、日本の食生活が変化したのは第二次世界大戦後のこと。

さらに言うなら世界中の食生活が変化しました。

欧米人、と一括りにしますが、欧米諸国すべてが肉を中心とした食生活を営んでいるわけではなく、また肉料理中心の食生活は貧富の差によっても変わってきます。

スイスのように山岳地帯が中心の国では酪農による乳製品(つまりチーズですね)と隣国から入ってきたパスタによる伝統料理が多くありますし、逆にドイツのように豚肉、鶏肉、牛肉を大量に消費する国もあります。

ドイツの場合、連邦国家なので地方によって肉料理も大きく変わりますが、ソーセージやハムのように保存食にしてまで食していることが大きな特徴です。

欧米だけでなくアジアでも穀類から肉料理までさまざまなバリエーションがあるのはご承知の通り。

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本来、土着的に発達した料理は、第二次世界大戦後の物資流通システムによって、世界中に運ばれていきます。

食料事情が政治的最優先課題となり、海外で生産された安い食品や食材が輸入され、自国では家畜が過剰に飼育されます。

アフリカの諸国で飢えに苦しむ人々がいることと同様、生活水準が中流と言われ、飽食と言われ続けている日本では今でも食に対する貪欲な追求が行われています。

日本人の食卓は今なお、第二次世界大戦後から続く混沌とした食生活の過渡期のままなのです。

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