江戸っ子が宵越しの銭を持たないワケ

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モノを持たない生活を送るということ。

これ、本来は日本人の得意な生活習慣でした。

とくに江戸時代を見るとよく分かります。

江戸の町は当時、人口密集度が高く木造建築が連なっていたため、一度、火事が出ると燃え広がるスピードが早く、一夜にして財産を失うことが珍しくありませんでした。

火事の教訓から江戸っ子は財産を持たない生活を送るようになり、住居には寝るための布団と簡単な家財道具、衣服しか持たず、それらも火事で失っても構わない程度の価値しか持っていません。

宵越しの銭は持たない、という生活スタイルは江戸の粋の部分でもありますが、火事でいつ財産を失うか分からないようだったら、使ってしまった方が有効的という考え方もありました。

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必要なものは自宅に置くのではなく、借りるというのも江戸っ子の生活スタイルのひとつです。

江戸時代は生活に必要なモノはリサイクルで賄っており、傘や食器など日用品に加え、男の嗜みである褌までリサイクル、レンタルされていました。

江戸の食文化に屋台は欠かせませんが、これも安価で食事を済ませることができるので所帯を持たない人に取っては家の中で煮炊きをする必要がない、つまりそれだけ家の中のモノをなくすためにも役立っていたのです。

モノを持たない生活、それはそのまま江戸っ子の粋でした。

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