再び「ここではないどこかへ」の行動原理

約20万年前、アフリカで誕生した人類の祖先は10万年かけてヨーロッパ大陸に広がり、3万年から5万年かけてアジア全域に渡る一方で、アジアから二手に分かれた人類は一方はシベリアからアラスカに渡り、一方は海を渡ってハワイやインドネシア、オーストラリアやニュージランドにたどり着きました。

アラスカに渡った組は北アメリカから南アメリカ最南端まで辿り着くのに2万7千年かかっています。

この民族の移動は、人類の遺伝子を残すための本能的な行動です。

移動するためにはつねに生命を維持できる最小限のモノしか持てなかったはず。

「ここではないどこかへ」と「モノを持たない生活」は本来、人間の持つプリミティブな本能とも言えます。

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現代社会、モノを持たない生活とは、なにも裸で暮らせ、といっているわけではありません。

現代社会に則したモノは最小限必要です。

その最小限のモノは人類進化の恩恵でもあるのですが、同時に恩恵を受けすぎればプリミティブな本能が隠れてしまうのも事実です。

自分の未来像を描き、そのために必要なモノだけを持ち、未来像を実現させるためにプリミティブな本能を研ぎ澄ませること。

それが、モノを持たない生活を志す人の、大切な資質となります。

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